2008年04月05日
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片倉城跡公園

Written By: 川俣 晶連絡先

 3月上旬に寝込んだ後、体力は落ちたままであるし、その上悪い菌を貰ったのか咳も止まりません。常識的に考えれば無理をする場面ではありません。しかし、萎縮していては直るものも直らないと思って、今日は前から気になっていた片倉城跡である片倉城跡公園に行ってきました。

片倉城跡公園

片倉といえば §

 行きも帰りも京王片倉駅を使いましたが、本当は横浜線の片倉駅の方が遙かに近いのでお勧めです。

 ちなみに、片倉という駅は京王が御陵線を作ったときに京王の駅として名付けられています。しかし、戦争中に不要な路線として休止され、戦後にできた横浜線の駅名に使われてしまいました。おかげで、高尾線として復活した京王の片倉駅は「京王」の名を冠した「京王片倉」を名乗らねばならない羽目になりました。

エロい彫刻 §

 片倉城跡公園に入るとすぐ、エロい彫刻の数々がお出迎え。いや、エロくないのもあるのですが。

 豊満な女性の裸体の彫刻は、それはもう色っぽくて素晴らしいものでした。

意外と手強い §

 それほど広くはないのでなめて掛かりましたが、かなりの急傾斜です。健康体ではない状況で行くのは無謀すぎました。(しかし、その無謀さがまた冒険)

 更に、道が良く分からず、かなり奥の方に出てうっかり他人の畑に上がりそうになってしまいました。

花見シーズン §

 公園内は桜も多く、家族連れ等が多くいました。

 バトミントン等で遊んでいる子供達も。

 舞い散る桜の花びらの下を歩くという贅沢も堪能しました。

本丸、二の丸、空堀 §

 二の丸広場から橋を渡って空堀を越えて本丸広場へ。

 そこから引き返して空堀に降りました。

 しかし、桜舞い散るこの季節では、起伏に富んだ変化のあって見応えのあるお花見公園に見えてしまうのが残念。

住吉神社 §

 帰りは住吉神社を経由して、横浜線に近い出口へ降りました。

 住吉神社も、「1372年城の鎮守の神として摂津国(大阪市)住吉大社を勧請したのである」と書かれていて、かなりの歴史を感じさせます。

 城はなくなっても神社は残るわけですね。

その他 §

 太平洋戦争中は高射砲も設置されていたようですが、それは良く分かりません。